教員紹介

玉置 卓研究室

データ科学コース

玉置 卓教授

Suguru TAMAKI

博士(情報学)(京都大学)

2001年京都大学工学部卒業、2006年同大学院情報学研究科修了。京都大学博士研究員、助教、兵庫県立大学准教授を経て2024年4月より現職。2015年カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員およびカリフォルニア大学バークレー校客員研究員、2022年カーネギーメロン大学客員研究員。

【研究分野・テーマ】

一般に最適化問題の最適解を求めることは容易ではありません。主な理由として、組合せ爆発 (NP困難)、データサイズが大きすぎる、データが不完全、などが挙げられます。そのような計算困難な最適化問題に対して「厳密アルゴリズム (指数時間)」「近似アルゴリズム (多項式時間〜定数時間)」「量子アルゴリズム」といったアプローチで取り組んでいます。具体的な対象としては「充足可能性問題 (SAT)」「制約充足問題 (CSP)」「局所ハミルトニアン問題 (LH)」などの組合せ最適化問題を扱っています。また、アルゴリズムの設計と解析の研究と対をなす、計算理論の研究も行っています。キーワードは「近似不可能性」「論理回路複雑性」「量子優位性」などです。

経歴、専門分野、研究内容、研究業績、学外活動など、より詳しい内容は
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