東川 雄哉研究室
さまざまな現実の問題に対して合理的な意思決定を行うための数理的手法を扱うオペレーションズ・リサーチ(OR)の研究者です。近年は、避難計画問題を軸として、アルゴリズムの開発及びその計算時間や解精度の理論的解析を与える研究をしています。その他、建築などの構造物の剛性をその組合せ的性質から特徴付ける組合せ剛性理論の研究もしています。
2014年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了。
同年日本学術振興会特別研究員PD(DC2より資格変更)。
2015年中央大学理工学部助教。
2018年兵庫県立大学経営学部准教授。
2019年兵庫県立大学社会情報科学部准教授(経営学部准教授を兼務)。
【研究分野・テーマ】
・避難計画問題に関する研究
-移動時間や滞留時間を考慮出来る動的ネットワークフローの解析
-施設配置問題に対する効率的なアルゴリズムの開発
・組合せ剛性理論に関する研究
-剛性に関する性質を持つグラフの組合せ的特徴付け
-特定のクラスに属するグラフの列挙
・その他、さまざまな現実の問題に対して、適切な数理モデル及び効率的な
アルゴリズムを考える研究