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セキュリティインシデント対応を学ぶ演習形式のプログラムを開催します。ご参加をお待ちしております。
【満員御礼】
ご好評につき、定員に達しましたので、本年度の受付は締め切りました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。
なお、2025年度も同プログラムの開講を予定しております。
来年度に募集を行いますので、よろしくお願いします。

募集用チラシはこちら

はじめに

 デジタル社会の進展に伴い、サイバー攻撃によるリスクも増大し、また、サイバー攻撃が多様化・高度化している現在、サイバーセキュリティ対策はあらゆる組織にとって最重要課題となりつつあります。

 兵庫県立大学大学院 情報科学研究科では、これまで、暗号、情報セキュリティ、ネットワークセキュリティ、サイバーセキュリティなどの幅広い分野で理論と実践の両面から教育・研究に取り組むことにより、高度なサイバーセキュリティ人材の育成を行ってきました。

 本プログラムではこれらの成果を活用し、企業や組織において実務を行う担当者が、最新のサイバー攻撃の動向と対策を学び、セキュリティインシデントに迅速・適切に対応できるスキルを身につけることを目的としたプログラムを開催します。

プログラム概要

  • ◆ 3日間のプログラムを通じて、セキュリティインシデントの発生から解決までの一連の対応(インシデント対応)を学びます。
  • ◆ 本プログラムは、情報科学研究科セキュリティ科学コース 田中俊昭教授 及び 森川智博准教授 の監修により、サイバー攻撃(USBメモリ経由や標的型メールによるマルウェア感染等)による情報漏洩への対策について、攻守の視点から課題に取り組み、ハンズオン形式での具体的な対処方法を習得することができます。
  • ◆ 日々の情報システムの管理業務において、どのようなセキュリティ対策を取るべきか、知っておくべき最新動向や対策について学ぶことができます。

<本プログラムの特徴>
・ 仮想のIT環境で発生するインシデントに対して、パソコンを操作しながら実践的に対応を進めていきます。
・ 経験豊富な講師・チュータのサポートを受けながら進めることもできます。
・ 本プログラムのコンテンツはセキュリティ分野の研究で高い成果をあげている教員が監修しています。

対象者

下記の両条件を満たす方
・ 民間企業・官公庁等に所属している情報システム実務担当者・管理者の方
・ 3日間を通じてプログラムに参加できる方

  • ※本プログラムは、ログ解析やフォレンジックの内容が含まれますので、コンピューターとネットワーク(特にWindowsとTCP/IP) に関する基礎知識をお持ちの方がご参加頂くことを想定しています。

日時

日程:2024年9月18日(水)~9月20日(金)の3日間
・ 1日目:9月18日(水) 10:00〜17:00
・ 2日目:9月19日(木) 10:00〜17:00
・ 3日目:9月20日(金) 10:00〜17:00

会場

アクセス方法:
ポートライナー「計算科学センター駅」下車、徒歩約3分
アクセスマップ:神戸情報科学キャンパス

参加費

50,000円/人 (税込)

募集人員

20名
※先着順のお申込みとなり、定員が埋まり次第お申込みの受付を終了いたします。
【満員御礼】定員に達しましたので、受付は締め切りました。

申込み方法

プログラムの受講を希望される方は、下記フォームよりお申し込みください。
受付後、詳しい参加方法(参加費の振込方法等)について、事務室よりメールでお知らせします。

なお、本プログラムは定員に限りがございますので、参加をご希望の方はお早めにお申込みください。
申込みが定員に達した場合は、お席をご準備できない場合がございます。
参加申込みフォーム

演習プログラム

本プログラムでは、最新のサイバー攻撃の動向と対策について学び、サイバー攻撃による影響を最小限にするためのインシデント対応スキルを学びます。

<演習の目的>

<本研修で習得できる主なスキル>

<3日間の演習概要>

  • ◆ 1日目の演習では、USBを入口とした情報漏洩のシナリオを通じて、インシデントレスポンスの基本的な流れを理解します。
  • ◆ 2日目の演習では、攻撃側と防御側の両方の課題を通じて、インシデントレスポンスについてより深く学習します。
  • ◆ 3日目の演習では、受講者が各フループのペースでインシデント対応を進める形式を想定し、より実践に近いかたちでインシデントレスポンスを体験します。


講師

本プログラムの講師は、サイバーセキュリティを専門とする企業より有識者(外部講師)を招聘し、実施します。

<外部講師略歴>
多数のセキュリティインシデントの対応支援やCSIRTの活動支援などを経験。国内最大規模のサイバーセキュリティ演習事業や官公庁系のセキュリティ人材育成事業において、演習プログラムの開発に携わる。
<演習時の支援体制>
上記の講師(1名)と情報のスキルを有する補助講師(2〜3名)が、各受講生が演習やグループワークに円滑に取り組めるよう、技術面でサポートします。

ご準備いただくもの

本プログラムではパソコンを使用しますので、無線LANに接続が可能なパソコンをご持参ください。

お問い合わせ

兵庫県公立大学法人
情報セキュリティ人材育成基金 事務局
078-303-1901
p-office@gsis.u-hyogo.ac.jp