川嶋 宏彰研究室
京都大学助教・講師・准教授を経て2019年4月より現職。
2010-2012年ジョージア工科大学客員研究員(JSPS海外特別研究員)。
2014-2018年JSTさきがけ研究員。
人は言葉や表情、しぐさといった言語・非言語的な情報を使って、互いに相手の思っていることを推定しながら対話を行っています。人以外の生物同士も、互いの情報を使ってそれぞれの個体が動くことで、全体としては群れの動きが形成されます。人同士、生物同士、さらには人と機械の間の相互のやりとり、すなわちインタラクションは数理的にどうモデル化できるのでしょうか?人と自然なインタラクションができる人工システムや自律分散的に協調する人工システムを目指し、機械学習、時系列パターン認識、画像認識やコンピュータビジョンといった手法を用いて「インタラクションのモデル化」に関する研究を行っています。
【研究分野・テーマ】
・画像認識、コンピュータビジョン、機械学習・強化学習
・視線や画像・言語情報からの内的・心的状態の推定、対話システム
・学習行動分析(ラーニングアナリティクス)、知識推定、学習支援
・魚の群泳などの相互作用系のモデル化や制御
・マルチエージェント強化学習、分散協調システム