井上 寛康研究室
博士（情報学）（京都大学）日立製作所・国際電気通信基礎技術研究所・同志社大学・大阪産業大学などの勤務を経て、2014年度より兵庫県立大学にて准教授、のち教授。上記の間、2011年Northeastern University および2018年Kiel Universityにて客員研究員、2020年より株式会社iBEST取締役、2020年より理化学研究所客員研究員。2017年進化経済学会賞。2021年文部科学省科学技術への顕著な貢献（ナイスステップな研究者）。社会のさまざまな現象は、その原因が容易に特定できない絡み合った複雑さを持っています。その根源は、社会の構成要素それぞれにあるのではなく、要素の関わりの中にあるといえます。私たちの研究では、その関わりをネットワークとして捉え、ネットワーク科学やエージェントベースモデルを道具とし、実際の観測データを用いて分析しています。
【研究分野・テーマ】
・ネットワークデータの解析およびそれに基づいたシミュレーション
・SNSによる言論の動きや人の動きなど多様な社会データの分析
・経済では特にサプライチェーン・金融・イノベーションに関する分析・予測
