稲垣紫緒研究室
2004年東京大学大学院総合文化研究科修了。オーストラリア国立大学、パリ第6大学、京都大学で博士研究員、日本学術振興会特別研究員(RPD)、九州大学大学院理学研究院物理学部門助教・准教授を経て、2025年4月より現職。
【研究分野】
専門は非平衡散逸系の物理学で、特に粉粒体や交通流、振動子系について、実験・理論・シミュレーションを用いた総合的な研究を行っています。私たちの身の回りには、公園の砂山から、調味料、粉末薬などさまざまな「つぶつぶしたもの(粉粒体)」が存在しています。従来の液体や固体とは異なり、混ぜようとすればするほど分離しやすい、など面白い性質を持っています。しかし、どういう条件で分離するか、という分離のメカニズムはまだ明らかになっていません。身の回りにはまだ解明されていない自然現象が意外と数多くあります。なぜ、どうしてという問いを自ら見つけ、ものの理(ことわり)を明らかにする楽しさや美しさが物理にはあります。
【テーマ】
・粉粒体の分離現象
・粉粒体クラスタの振動現象
・交通流
・ろうそくの振動現象