教員紹介

木庭 淳研究室

データ科学コース

木庭 淳教授

Jun KINIWA

博士(工学)(京都大学)

京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修了後、神戸商科大学管理科学科に助手として勤務。
講師・助教授を経て2004年度より兵庫県立大学経済学部教授。
2019年度より社会情報科学部に所属。
管理科学科時代、研究はデータベースシステムの並行処理制御からスタートし、データベースの障害回復や分散データベースへと興味を広げる。

さらに分散システムにおける一時故障の回復を目的とする自己安定アルゴリズムを研究。経済学部に移籍後、マルチエージェントにも興味を持ち、マイノリティゲームや自己安定の概念を発展させた価格安定化ネットワークなどの研究に取り組んでいる。

基本的にはどんなメカニズムによって全体の整合性や動向が左右されるのか、という問題に興味を持っている。

【研究分野・テーマ】

・分散システム・自己安定アルゴリズムに関する研究
・株などの価格変動をモデル化したマイノリティゲームに関する研究
・需要と供給をモデル化した価格安定化ネットワークに関する研究

均衝前

 

均衝後

 

グリッドネットワークの均衝プロセス

経歴、専門分野、研究内容、研究業績、学外活動など、より詳しい内容は兵庫県立大学の研究者データベースをご覧ください。