在校生からのメッセージ / 先輩からのメッセージ

在校生からのメッセージ

  • 博士後期課程
  • 笠井 亮佑 |KASAI RYOSUKE|
[勤務先]東京工科大学 医療保健学部
徳島県立中央病院で臨床工学技士として働いていましたが、キャリアアップしたいと思い、働きながら博士前期課程に進む道を選びました。長期履修制度など社会人向けの制度が充実していることなどを知り合いから教えてもらってこの研究科を選びました。大学院に入ってから情報科学やプログラミングを勉強し直し、現在は、医療におけるバーチャルリアリティの治療効果を脳波や自律神経を用いて定量的に評価する研究を行なっています。
徳島からの高速バスでの通学は大変でしたが、引き続き博士後期課程に進学し、また引き抜かれて大学の教員に転職することができました。現在は関東在住で飛行機で通学しています。この研究科は様々なバックグラウンドを持つ社会人も多く在籍しており、学習・研究にふさわしい刺激的な環境を生み出していますし、医療など応用分野を重視していますので、スキルアップだけでなく情報技術で社会を変えたい・貢献したい人に最適な研究科です。

  • 博士後期課程
  • 阪本 光星 |SAKAMOTO KOSEI|
[出身大学]関西大学 システム理工学部
私は関西大学のシステム理工学部から、兵庫県立大学応用情報科学研究科に入学しました。私は現在博士後期課程に在籍しており、情報セキュリティの根幹を担う暗号技術についての研究を行っておりますが、学部時代は別の分野の研究をしており、情報セキュリティ分野の知識はそれほど多くはありませんでした。しかし、本研究科の授業は情報系学部出身の人に限らず、情報系分野に精通していない人にもわかりやすい内容となっており、研究を進める上でも非常に有意義なカリキュラムとなっています。実際、修士課程の2年間を通して、査読付きの国際学会や国際学術誌などに論文が採録されるなど多くの研究成果を上げることができ、博士後期課程からは日本学術振興会の特別研究員(DC1)にも採用されました。
また、後輩や他の研究室の学生も学会などに多くの論文を投稿しており、研究科全体として研究のレベルは高いと感じています。研究をしっかりやりたい人や、情報系分野に精通していないがこれから学んでいきたいと考えている人にとって魅力的な研究科だと思います。

  • 博士前期課程
  • 中田 祐誠 |NAKATA YUSEI|
[出身大学]兵庫県立大学 工学部
私は兵庫県立大学の工学部電気電子情報工学科の出身です。工学部から工学研究科に進学しようとも考えていましたが、より情報分野に特化したこちらの応用情報科学研究科に入学しました。講義内容は情報分野の知識が少ない方から、ある程度知識がある人まで対応しており、わかりやすく理論や実践の両面を学ぶことが出来ます。また、研究に直結する内容も含まれているため、魅力的なカリキュラムであると感じます。
本研究科では、「政策経営」、「ヘルスケア」、「高信頼」の3つのコースが存在しています。それぞれのコースとの交流もあり、未知の分野の人と接する機会が得られ、知識の幅を広げやすいことは、本研究科の強みだと思います。
研究室は過ごしやすい環境で、研究に集中することや、研究室のメンバーと勉強会やイベントなどを開催したり、交流も多いので学習・研究に相応しい魅力的な研究科だと思います。

  • 博士後期課程
  • LE NHU MINH TUE |レ ヌー ミン トゥエ|
[出身大学]YEUNGNAM UNIVERSITY CHEMICAL
ENGINEERING(KOREA)
Nowadays, materials science is developing very fast. This area studies to understand fundamentals such as the mechanisms behind material properties and learn how to apply these to electronic, magnetic, and energy conversion devices, toward the development of functional materials and device technologies for the next generation, especially in industry. Therefore, materials science needs to handle large experiments and simulations to solve the puzzle.
Our graduate school of simulation studies is a very good place to study this area with many expert professors and scientists from Japan and other countries. In here, we have a supercomputer FOCUS using in the industry area. Besides, our school also collaborates with many labs from many universities and companies to figure out the practical problems. Our base is placed at Fugaku-computer, which will be the fastest supercomputer in the world. With a MEXT student, you can have a chance to use it. I am very lucky to be a part of the Graduate School of Simulation Studies, University of Hyogo.

  • 博士前期課程
  • 本田 理奈 |HONDA RINA|
[出身大学]兵庫県立大学 環境人間学部
私は学部では建築学を専攻し、卒業論文では前川國男による公会堂建築の設計手法について研究しました。環境人間学部で建築学を学んでいく中で、建築の中でも基盤となる建築構造に興味を持ち、建築構造が地震等の災害時にどのような手法で防災に貢献できるのか研究したいと思い、シミュレーション学研究科へ進学しました。
シミュレーション学研究科ではより先進的な研究について取り組むことができ、現在では想定南海地震の地震波による建物一棟ごとの被害予測と構造種別や築年数を重ね合わせた防災マップを作成し、想定南海地震における被害想定をし、ハザードマップの作成につながるような研究を行っています。研究活動も少人数で行われる為、十分なサポートの中研究を行うことができています。

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先輩からのメッセージ

  • 2017年 博士前期課程修了
  • 前田 達也 |MAEDA TATSUYA|
[出身大学]兵庫県立大学 工学部 応用化学工学科 → 大学院シミュレーション学研究科
私は現在、株式会社JSOLに勤務し、主に「CAE」というコンピューターを使った材料シミュレーション技術を用いて、お客様のモノづくりをサポートする仕事をしています。業務内容としては、ソフトウェアの開発からコンサルティングまで幅広く携わっていますが、ここで学部時代に学んだ材料化学の知識と共に、大学院時代に学んだプログラミングや数値解析などの様々な専門知識に加え、研究に打ち込んだ際に得られた「問題点を見つけ出し、解決するための手段を考え出す」という経験が生かされています。
本研究科には、様々な専門分野を持つ先生方、また高性能な計算機設備など、充実した環境が整っています。この環境を生かせば、挑戦したいことに打ち込めるチャンスはいくらでも転がっています。ぜひ、熱中できる研究テーマを見つけて、充実した学生生活をお過ごしください。